彼の言葉を借りると「マーケティングの近親相姦」なのだそうです。
これはマーケティングに限らずどんな世界にも共通することだと思います。
インターネットの影響でさまざまな情報が氾濫してたくさんの知識を吸収できる環境ですが、ここに大きな落とし穴がある気がします。
たしかに意味を調べる上で便利ではあるのですが、自分に関係のあることや関心のあることしか調べない、見ない、画面に映っていても目に入らないというメディアであるのは間違いありません。
たとえばネットでお金を稼ぎたいということでアフィリエイトをやりだすとアフィリエイト関連の情報しか入手しなくなってしまいます。
まさしくマーケティングの近親相姦です。
僕が子供の頃は家にテレビが一台しかなくおばあちゃんと一緒に暮らしていた関係上、普通に水戸黄門や遠山の金さんを見ていました。大晦日は嫌でも紅白歌合戦からゆく年くる年になっていたのです。
自分が見たいものが見れないときは漫画や小説などを見たりしていた気がします。
テレビゲームも無かった時代なので家にいるよりも外で遊ぶほうが多かったはずで、視覚や聴覚以外の刺激をたくさん受けていたと思います。
脳科学者ではないのでよくわかりませんが、データを蓄積する場所があるとしたら脳の中で綺麗に分類できる収納庫があってその各収納庫はドラえもんのポケットのように無限に詰め込むことが出来るようになっているのではないかと思うのです。
もし興味を持った情報が1種類しかなければひとつの箱しかなく2種類なら二つの箱しかないのではないかと思うのです。
その箱がたくさんある人ほど組み合わせが無限にでき、アイデアマンと言われるのではないかと思います。
ただし箱と箱を移動させる為のリフトみたいなのが運転できるようにならなければいけないのですが、そのリフトの性能と運転技術が感性といわれるものかもしれません。
人を驚かせたいというサービス精神や思いやり、優しさ、誠実さ・・など。
なにかに行き詰ったときは一度全然違う世界を体験してみることも必要かもしれないですね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
内容がおもしろいと思われましたら、更新の励みになりますので、応援のクリックをお願いいたします。→人気ブログランキングへ
