と多くの人が思っているはずです。
人間はその見えないものが創造したこの世のあらゆるものの一部に過ぎないとか。
誰がなにを思いそれをもとに誰に伝えようと自由だと思いますが、根本的な間違いを全ての人たちがおかしていることがあります。
それは真理を見つけようとしていることです。
そして自分なりの確信を得たものをそれがあたかも正解であるかのように他人に語りたがるのです。
この世の中に正解があるとしたらそれは自分自身がそう思ったことだけです。
いくら太陽の周りを地球が回っているといってもそうでなくゾウの上に乗っかっていると思えばそれが正解となります。
僕は統合失調症でいまから20年ぐらい前に精神病院に入院したことがあります。
入院患者にいくら科学的に証明されたことを言っても彼らが思っている世界とはまったく関係のない話なのです。
彼らの頭の中が彼らの世界であってそれ以外は何も無いわけです。
それを逆に観てみると彼が考えることが世界となります。
彼が彼の体験する世界の創造主となるわけです。
僕はこの世の中(自分が認識できる範囲でしかありませんが・・)にあるものは全て自分が作り出したものだと思っています。
街中で大声でこういうことを叫ぶとまた病院に逆戻りしてしまうので、ブログやメルマガ、僕の話を聞きたいという人たちにこっそり話すだけに留めていますが、そういう風に考えるととても楽しいことが起きます。
まず人に対して腹をたてることがなくなります。
怒るというのはとてもエネルギーのいることです。おじいさんになっても怒っている人をみるとなんて元気なんだろって感心してしまいます。
どうして腹をたてなくなるのか。
それは全てのものが自分の作り出したものだと思えば、腹の立つ他人も自分が作り出したと思えるからです。
分かりやすく言えば小説家と主人公の関係です。
自分の人生の主人公は間違いなく自分です。
そしてその主人公が存在する世界を作り上げているのは小説家である自分自身だと仮定するのです。
主人公が脇役の言動などで感情が揺れ動くのはしかたがないことですが、小説家が脇役の言動に左右されることはありません。
小説家自身が脇役の言動を考えて主人公の世界に登場させているだけだからです。
腹をたてなくなるというのは、そういったレベルですべての物事を判断できるようになると腹をたてたくてもたてられなくなります。
自分が作り上げた人物に腹をたてるのは、自分の尻尾を追いかける犬のようなものです。
滑稽な姿を想像できますが、ほとんどの人が尻尾を追いかけながら悩み苦しんでいるのです。
少し想像してみてください。
街を歩いて前から来る人たちが全て自分が描いたエキストラだと。
図書館にある本は全て自分が描いたものなんだと。
想像するのはまったく自由です。
はじめはうまくいかないかもしれませんが、少しずつこつを覚えていけば新しい問題に直面した時に今までとはまったく違った発想で対応することが可能となります。
この世界はあなたが全て作り上げているのです。
当然、この文章もあなたが書いたものです。
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