2011年04月02日

パンが来ました〜

15年前に喫茶店をしていたとき、「山4・角2」などと言っていたことを思い出しました。

これは業務用食パンを注文するときに言ってた言葉です。

今日、知り合いが紹介してくれた業務用パンを専門にしている業者さんに連絡したときに「普通の食パンと〜・・、山型の食パンを持ってきてください。」といったところ電話先の人が「山1、角1でいいですね?」と返答してくれました。

そういえばそんな言い方だったなと思いつつ配達を待っていたところついに届きました。

三景屋パン_1.jpg


三景屋(みかげや)さんのパンです。
焼きたてだったのか、袋にはうっすらと水滴がついていて、触るとまだ温かでした。
配達してくれた人は、驚いたことに社長さんです。

いろいろお話をうかがっていたところ現在大阪で業務用パンを提供しているところは3社になったそうで、生き残った理由などのお話をうかがうことができました。

三景屋パンの一番の特徴は、乳化剤と防腐剤を入れていないところです。
乳化剤を入れるとパン生地が長期間やわらかい状態に保たれるという利点があります。
また防腐剤を入れるとカビなども発生しにくくなり、扱いが簡単です。

あえてそれらを使用しないのは、競争を生き残るために差別化するという理由もありますが、社長さんとお話していくとおいしいものを届けたいという信念みたいなものを感じました。

パンとともにいただいたパンフレットの冒頭に書かれていることが、印象的でしたので抜粋させていただきます。

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醗酵をもとめて

いつの時代も醗酵製品は、息が長いと言われています。例えば、みそ汁、お酒、ビール、ヨーグルト、納豆などです。パンもそのうちの一つです。

初めてその食品を食べる時、余り美味しくないのですが食べている間に少しずつ美味しくなってきます。

毎日食べるものですし、ご飯のようなものです。パンなどに砂糖の味がしますとある時期が来ると飽きてしまいます。しかし、微生物によってできた醗酵の甘さは、本質的に飽きられないようです。

中略

私ども三景屋は、パン本来の小麦粉の味や醗酵の味を求めて、最高の醗酵を追求し、材料を食べて頂くのではなく醗酵を食べて頂くという信念でパンを販売していきたいと思っております。

株式会社三景屋

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社長が帰られた後、おなかがすいてたせいもあり、写真を一枚とってすぐに袋から取り出しました。

焼きたてのせいで、すごくやわらかくサンドイッチ用に薄く切るのが大変でした。

三景屋パン_2.jpg


包丁をまっすぐ入れることが出来ていないので、波がたっています。

試食用に一枚切ってそのままほおばりました。

生まれて今までの中で一番おいしいと感じたかもしれません。

防腐剤や乳化剤が使用されていなくて、取り扱いが難しいパンという情報がインプットされたことが、最高の味を演出したことは否定できません。



とにかくおいしいものは、おいしいです。

次に山型食パンを切ってみます。

三景屋パン_3.jpg


三景屋パン_4.jpg


昔はひとつでモーニング用に13等分していたのですが、6枚切ったところで半分以上を過ぎていて13枚は無理だと判断しました。

こちらのパンも焼く前に何もつけずに食べましたが、角食パンとの味の違いはあまりよくわかりませんでした。(どちらも抜群においしかったです。)

最後にトーストしてマーガリンをふんだんに塗ってみました。

三景屋パン_5.jpg


何度も言って申し訳ないですが、非常においしかったです。

明日は、看板や広告などに使う商品の写真を撮影する予定です。


最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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posted by 時間プランナー at 23:45| Comment(0) | オープン前の準備あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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